Photon 3
愛しき星

苫米地義久

TOMA-0004 ¥2,500(税抜)

 

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配信  >>>  amazon   mora   tower records   レコチョク

 


この星の美しき叙情、かけがえのない星への祈りをサックスに込めた珠玉のアルバム。
「愛しき星」「里山」「いのちのひかり」他、全12曲を収録。フォトンシリーズの第三作。
ぼくたちのふるさと美しい地球、森のみどり、水の潤い、清き空・・永遠に輝きあれ。


   Photon 3

  愛しき星

1.愛しき星       4:27
2.朝の光        2:36
3.春風にのって     3:49
4.美しきものたち    4:10
5.星の行方       4:14
6.一期一会       3:43
7.懐かしい日々     2:49
8.南風         3:50
9.里山         4:57
10.祈り          4:23
11.いのちのひかり     2:38
12.愛しき星 Repris    2:29

total time 44:51

軽く走り始めると、朝の凛とした空気が風となって、
眠っていた僕の心と体を一気に目覚めさせてくれる。
まだ低い太陽が行く手に僕自身の長い影を作り、
見上げれば西の空には少し寝ぼけた月が残る。

遊歩道沿いの小さな花々たちは咲き競い蝶が舞う。
浮かぶ雲、遊ぶ小鳥や小動物たち、
向こうの高台には
いつも変わらぬ天を突く気丈な杉が一本。

春の沈丁花、桜、新緑、梅雨のあじさい、
夏の湧き立つ雲、秋の金木犀、
神社境内一面の銀杏の落ち葉、
そしてまた梅がほころぶ。
都会の真ん中にあっても、
この星の鼓動は確かに伝わってくる。

神社の階段を一気に駆け上がり、
二礼二拍手一拝。
一人静かに、多くの想いと感謝を祈る。

いつもすれ違う人と初めて目が合う。
軽く会釈すると、答えてくれた。
いい一日になりそうだ!

公園ではお年寄りが集まって演歌を大合唱。
ラジオ体操の代わりだろうか?
ちょっと風変わりだが確かな魂の交流がここにもある。

人気を消した飲食街はまだ眠りについている。
饐えた匂いが残る静まり返った路地。
様々な人生模様があるのだろう。

短くも、清々しい朝の旅。
この星との凝縮された対話のひと時。
この星に生かされていることを思う!
愛しき星、ありがとう。

もしも地球を一つの星として遠くから眺めたら、
雲の動きとともに明るさが変化し、
息づいている輝きに見えるらしい?

そして大気や水、大陸や海、
生命の存在をも推測出来るらしい。
地球はいのちの星。

Photon Project/ユニティ小野寺隆幸氏の素敵なジャケットを得て、
このアルバムが完成したことに感謝致します。

苫米地義久

(「愛しき星」ジャケットより)


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